秘話#08

明治維新の後

富国繁栄&殖産興業を推し進めた政府は

外貨獲得のために生糸の輸出をひとつの大きな政策とし

製糸産業を育成し始める

そんな中、近代化のモデルを示すために計画され、始まったのが

官営の器械製糸工場建設計画でした

フランス人のポール・ブリュナ氏が来日し計画が本格的にスタートしました


製糸工場に必要な条件は

広大で、養蚕が盛ん、きれいな水が豊富などでしたが

それを見事に満たしていたのが

群馬県の富岡市でした

わずか1年4ヶ月という短期間で工場は完成し

北海道から九州まで全国各地から400人もの工女たちが集まり

器械製糸が始まりました

技術を習得した工女たちは

「富岡乙女」と呼ばれ

出身地へ戻り

指導者として活躍するようになり

全国へ広まっていきました

そう、この製糸こそ

明治維新後の混乱期を支え

近代日本の土台を形成する

大きな力になったと

言えるのではないでしょうか

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

そうだ

そのとおりなんだ…

せんい…

まさに…

せんいこそ大将軍なのだ…

江戸時代が終焉を迎え

幕府から政府に変わるとしても

長きに渡って

日本人の心に染み付いてきたのは

首相ではなく

総理大臣でもなく

将軍であり

その中でも

大将軍こそ

力の象徴であったはずだ…

もちろん

日本は天皇中心の国家であったはずだ

しかし

実質的に日本を治めてきたのは

時の大将軍と呼ばれる存在たちなのだろう…

それが

明治になり

いきなり首相だと言われても

富岡乙女たちは納得ができなかったのかもしれない…

その思いが

この言葉にあふれているとするならば

何の間違いがあろうか…

いや、むしろ

誰よりも明治維新の混乱期を代弁しているのではないか…

そう

もちろん

正解どころの騒ぎではない…

素晴らしい…


運呼

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